So-net無料ブログ作成
検索選択

鉱物たち Ⅱ 絵のある石 [(驚異の部屋)Wunderkammer]

さて…
前回に続き、鉱物@ミネラルフェアネタ。
なので珍しく更新カツカツしてます。

ミネラル.JPG

鉱物にもそれなりの流行があるような気がします。
流行っていうか、その時期によって扱いの多い鉱物という感じでしょうか。
ハーキマーダイヤ(水晶)だったりレインボーガーネットだったり、
リビアのガラスだったり、モルバタイトだったり、タンザナイトだったり……。
今までと違う土地で鉱物が発見されたり、認識が変るとそれを扱うディーラーが増えますよね。

そして…自分の好みも毎年変る。今年は”瑪瑙”な2008年。
桑原氏のコレクション、水入り瑪瑙(研磨してない原石で水いっぱい入ってた!)
を見せて頂いて、今年は物欲が突然瑪瑙になりました。
ちなみに昨年は鍾乳石だった…。

瑪瑙でも”Landscape Agate=ランドスケープ・アゲート”と呼ばれる、
風景画のような模様のある石。”ピクチャー・アゲート”とも呼ばれる。
今回は、この石を求めて会場の中を彷徨いました……。
ロジェ・カイヨワがこの石に魅了されていた事をご存知の方も多いかと。

いざ探すと扱っているディーラーの少ないのですね。
扱っていてもコバルトを添加したモノなどが多い。
例年はもっと見かけたような気もするのですが。
…がやっとインドのディーラーで沢山持っている人発見。
インド人の方は相変わらず値引きがシビアだったけど少しオマケしてくれました。

この風景のような模様は瑪瑙の切断箇所によって現れる。
鉄等の不純物(インクルージョン)が生み出す”自然が描く絵画”。
(装飾用カットされているのは仕方ないけどちょっと悲しいです)
絵のある石1.JPG
絵のある石2.JPG
絵のある石3.JPG
絵のある石4.JPG
絵のある石5.JPG
凄い自然の力って。
苔が入っているわけでもなければ、人間が書いたわけでも無い。
化学変化によって偶然にできる模様なのだから凄いです。
そりゃぁ、カイヨワもバルトルシャイティスも夢中になりますよね。


その他は今回はあまり購入しませんでした。
予算が悲しいほど少なかったのです。

フランス出土のウニの化石。ミニマム。
うに化石.JPG


そして何とも面白いガーネットを堀さんのところで発見。
”アントヒルガーネット”
蟻たちが蟻塚を造る際に、地中の邪魔な異物を放り出す。
つまり、放り出された異物がこのガーネット。
蟻には異物で何の価値もないガーネットをヒトは喜ぶのです。
アントガーネット.JPG



石が書く (叢書 創造の小径)

石が書く (叢書 創造の小径)

  • 作者: ロジェ・カイヨワ

4336031371-thumb.jpg

胡桃の中の世界 新装新版 (河出文庫 し 1-10)


そして…子羊舎のマンドラゴラを育てて下さっている、
”驚異の部屋”同好の士、T石修志画伯@五月商会の庭の園丁さまより、
「マンドラゴラのやうなモノ発芽」のご連絡がを頂きました。ひゃ~!!


605mandragora.jpg

我が家の猫の額のマンドラゴラ小屋はまったく発芽の予感なし。
コレは果たしてあのマンドラゴラなのでしょうか?
子羊舎と致しましては、マンドラゴラである事をお祈りしております。
我が家のマンドラゴラ小屋も”ようなモノ”で良いので発芽してくれれば良いのですが……。


共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。