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ヴィクトリア時代がスキらしい [(アート)Beaux-arts]

渋谷のBunkamuraで”ジョン・エヴァレット・ミレイ”展が開催されますな。
8/30~からかな?
フェルメール展は大変に込み合いそうなので落ち着いてから行こうと思ってる。
会期も長いしね。
ミレイはBunkamuraだから初日とかでも平気そうな気がする。

ミレイの描いたこの有名な”オフィーリア”はスキでロンドンへ行くと、
テートへ何回か観覧に行った。
まぁ遥か昔の事で一人仕事で行っていた事もあり、観光なんて滅多に
しなかったけどこの絵だけは珍しく何回か足を運んで観覧した。

800px-Sir_John_Everett_Millais_003.jpg

↑はもちろん、シェークスピアの『ハムレット』オフィーリア嬢溺死を描いている。
オフィーリアの表情にはもちろん生気は無い。
花と沼と死…メメント・モリを感じずにはいられない。
そしてとても美しい一瞬である。
(モデルはロセッティのミューズでもあったエリザベス・ジダル)

そして最近気づいたんだけどワタシはどうもヴィクトリアンがスキらしい。
もっと古いところ15世紀の絵画、もしくは近代のシュルレアリスム…は自覚している。
けど、ヴィクトリアンな自分に最近気づいた。
ロンドンの万国博覧会ネタの本は片っ端から読んでいるし、博物画なんかも
ど~~~もヴィクトリア時代のモノに心惹かれるらしい。

そして大スキな妖精画家”ジョン・アスター・フィッツジェラルド”↓
このお方もヴィクトリア時代に活躍されたお方であります。
額装もたまらんのですよ。いつか自分もこんな額作ってみたい。
埼玉県立近代美術館で現物観たときには鼻血モノだった。
彼の作品は、ほとんどが個人蔵なところがニクイ。
JAFitzgerald1.jpg

彼の作品には、英国でポピュラーな赤い胸の小鳥”クックロビン(コマドリ科)がよく登場する。
しかも↓の絵は「だれがクックロビンを殺したのか」だ~れが殺したクックロビン♪そのものが題材。
JAFitzgerald0.jpg

ヴィクトリア時代の妖精画には隠れたポルノ的な要素も多く、
当時禁じられていた女性のヌードを、絵画=アートという形にして男性を楽しませたというモノも。
フィッツジェラルドにはまったくエロスやら性的なモノを感じない。
ある意味あっちの世界が本当に見えていたかのような作風だ。
あと、有名どころだとコナン・ドイルの伯父様、リチャード・ドイルの作品もそれを
まったく感じさせない。

お国は違えどグランヴィルも同じ時代かぁ。
そっか~~~産業革命な時代がスキなのか~~ワタシ。ふむふむ。
ロンドンの骨董屋で何か手にとって見る度に店のおやぢが何でもかんでも
「ヴィクトリア~~~~ン」と言うお決まりの文句が疎ましい時期があった。
(日本人にはなんでもヴィクトリアンといえば喜ぶと思っている時期があった;)
でも事実ヴィクトリア~~~~ンなワタシらしい。おやぢの言うとおりだった。

そしてまた仕入れてしまったヴィクトリアンな1枚。
『真夏の世の夢』の挿絵の1枚。
コレ、結構有名な怖顔のパックさま。ホントに怖ぇぇぇ~~~~;;;
puckandthefairies[1].jpg

まぁ…13世紀頃に詳しい吉祥寺のGiovanniのT氏とはいっつも
「ヴィクトリア時代なんて昨日、今日の話だよね~~~~」なんて言ってるけど。
実は…というオチって事で。てへへ。



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